消費って2パターンあると思うんです。一過性で消費する(食糧が主)もの、そして自分の身の回りのものとして使うものです。世の中の消費って大多数が後者だとは思うんですけど、そのどれもにお金をかけるのって難しいですよね。
『安物買いの銭失い』なんて言葉があり、僕にはめちゃくちゃに突き刺さる単語ではありますが、最近はそれをよく意識するようになっています。もちろん高いから全て良いというわけではないことは承知の上で、自分にとって一番良いものは何なのか、という吟味することが大事なのかなと思っています。
そんな中、買い換えたものがあります。“割と使用頻度があって”、“ない場合割高な代替品を買わなきゃいけない”、“でもそうそう使わない”という3つのハードルを長い助走の末飛び越えたものがありました。折り畳み傘です。
今回はそんな折り畳み傘を数回使ったので、まとめておこうと思います。
モンベルのU.L.トレッキングアンブレラ
今回購入したのはこちらの、モンベル社のU.L.トレッキングアンブレラです。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128551
詳しくはモンベルページにもありますが、簡単な特徴を挙げると、
- 50cmのカーボン骨×8本の折り畳み傘
- 傘袋収納時は26cmと小さめ
- 何より軽い
という感じです。
そもそもモンベル社はご存知の方も多いと思いますが、アウトドア製品を中心に展開しているメーカー。僕は一時期マウンテンパーカーにハマっていたのですが、『アウトドア製品こそ真の機能美』と個人的には思っています。それくらい、品質が高いのが当然・かつそれをうまくデザインとして当てはめている、という印象です。
このU.L.トレッキングアンブレラに関しても同様で、普段持ち運ぶ折り畳み傘の面倒くささって“大きさ”と“重さ”にあると感じていますが、その2点をうまく解決しているような印象が強くあります。
何よりの特徴が、カタログスペックだと128gとあるその重量。実際家の秤でも測ってみましたが、驚異の132g。…と言われてもピンとこないと思うので、手持ちのiPhone8と比べてみます。
本体(あとガラスフィルム)で156gという結果に。傘の方が軽いなら、傘持ちません?
あともちろん個人差はあると思いますが、以前使っていた折り畳み傘にいたっては、353gほどでした。こちらはしっかりしている分、大きさや重さも相まって、カバンの中でも存在感が強くあったのがもどかしく感じていた部分です。
比較するとこんな感じ。まぁ以前の傘を紹介していないので見比べられても、って思うでしょうけども、いかんせんスリムなことが伝わればと思います。
ちょっと気になるところ
少し気になるところが、
こちらの画像がわかりやすいですが、持ち手の短さがすごいんです。見た感じ女性の方もそう背が高い方では無さそうなのでより伝わるかなと思います…。とかく、持っている時の手が少し辛いのは正直あります。
素材の頼り甲斐はすごい
ただ商品として、傘としての安心感はとてつもなく高いです。というのも、僕も公式を見ながらの記載になるので初めて知るものなんですが、撥水加工として“ポルカテックス”という技術を使用。世界最高レベルの撥水加工のため、水どころか汚れさえも防げるというもの。
また、素材は”バリスティックエアライト“という素材を使用しており、ナイロン糸を高度な技術で織り上げた素材になっているとのこと。上記画像の通り、畳んだ時のシワなどは多少見えますが、汚れや曇りやらなんかは全くもって見えません。頼りになります。
と、いうことで簡単ですが日常でつかうもののアップデートという意味では、いい投資だったかなと思います。なにせ持っているのを忘れるほど軽いので。
そんないいものをなぜすぐに買わなかったのかというと、まぁもちろん値段なんですよね。モンベルはかねてより“いい品質=いい値段“を時で行っているため、それなりの価格がするものが多くあります。
今回のこのU.L.トレッキングアンブレラも定価は¥4,800(税抜)と、傘にしてみればなかなかなお値段。ただ、一度買ってしまえば長く使えるので、全体の投資スケールとしてみれば安上がりになります。よって、今すぐ買いましょうという結論に至ります。ぜひぜひ〜
ちょっと違うけどスノーピークの軽量傘のリンクを貼っておきます。