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RAVPowerきっかけに”電源”について整理する

RAVPowerきっかけに”電源”について整理する

2022-02-15

突然の導入ですけど、僕が持っているガジェットについて。

メインスマホがandroidで、iPadも手元にpro/mini2枚ありまして、その共通点はというと、端子がUSB-Cであるということ。ケーブルが1種類しかないという便利さは何より勝るかなと思っております。

さて。最近、出社が増えてくるうちに、ACアダプタが追加で必要だなぁと感じることが多くありまして。色々調べた結果購入しましたが、ふと”色々ありすぎてわからないなぁと思う人も多いのではないでしょうか。

かくいう僕もちょっと混乱することが多いので、買った商品をまとめつつ、この機会に”電源について”も備忘録的にまとめてみようかなと思います。

直販サイトへのリンクはこちら

RAVPower RP-PC145

協力:原神・刻晴ちゃん

まず、今回購入したのがACアダプタ界隈では勢いを増す、『RAVPower』社のGaN(窒素ガリウム)を採用したACアダプタ、”RP-PC145”です。

最近RAVPowerのACアダプタを購入した矢先、公式Twitterが”新商品のお知らせ”と以下ツイート。

3,4日前に別モデル(RP-PC133)を購入していたため頭を抱えましたが、それぞれ使い所があるため今となっては良い買い物だったなとホクホクしています。

そんな新発売のRP-PC145【USB-C×2】についてチェックしつつ、RP-PC133【USB-A,USB-C】と並べて、比較も交えつつ違いについて見てみましょう。


見た目

さて、こちらがRP-PC145。USB-C×2個搭載のコンセントに繋いで使うACアダプタです。

ほぼ正方形で、手元のメジャーで測ったところ約5.2cmくらいととっても小ぶり。

そして充電ポートがUSB-C×2個。どちらもPDに対応。2ポート合わせて最大65Wに対応しているアダプタです。

チェックポイント

PD:USB Power Deliveryのこと。USB Type-Cにある「CC(Configuration Channel)」という信号ラインにPD対応機器が接続されると、急速充電が選択される仕組み。
従来のUSBでは7.5Wだったものが、最大で100Wの給電に対応し、大幅に充電時間を短縮できるようになった(ELECOM引用

整理すると、PDという規格は100Wまで許容、このアダプタでは65Wまで給電できる、ということですね。

当然のことながらコンセント付きですが、折りたたみできるのはとっても良いポイント。

ちなみに、USB CtoCケーブルも付属するため、1ポート分はすぐ使えますね。


比較

さて、ここからは他に購入候補となるACアダプタと比較してみましょう。僕は全体的に買ってしまっており手元にあるため、ちょうど見比べられますね。見てみましょう。

vs. RP-PC133

左PC133/PC145

スペックは以下の通り。

比較
RP-PC133

RP-PC145
搭載ポートUSB-A ×1
USB-C ×1
USB-C ×2
公式サイズ
(幅W×奥行D×高さH)
55 x 55 x 31.5mm52 × 52 × 31mm
重さ
(著者計測)
115g106g
付属品なしUSB-CtoCケーブル
定価(公式)¥3,999¥4,999
直販サイト詳細を見る詳細を見る

今回購入のPC145ではPC133に比べサイズが一回り小さく、重量も9gと若干軽め。その分価格が¥1,000高めです。

順番は前後しましたが、実は今回僕がPC145を購入した目的は『ガジェットポーチに備える用』。

僕が普段持ち歩くデバイスを考えると、USB-Cは多くて損はないので、とても良い選択肢でした。

チェックポイント

・USB-A(Lightning等)も使う機会があればPC133
・USB-Cデバイスが多め、価格許容できるのであればPC145

vs.Anker PowerPortⅢ 2-Port 65W

『USB-Cが2ポート欲しい』、『できるだけ小さいものがいい』、『PD対応が良い』というところであれば候補に上がってくるのがAnkerのPowerPortⅢ 2-Portかなと。

かく言う僕も1個購入してバリバリ使っています。こちらも比較してみます。

左PC145/右PowerPortⅢ

スペックは以下の通り。

比較
RP-PC145

PowerPortⅢ 2-Port
搭載ポートUSB-C ×2USB-C ×2
公式サイズ
(幅W×奥行D×高さH)
52 × 52 × 31mm54 × 52 × 29mm
重さ
(著者計測)
106g138 g
付属品USB-CtoCケーブル最大24ヶ月保証(公式ストア経由時)
定価(公式)¥4,999¥5,490
直販サイト詳細を見る詳細を見る

この表で比較する限りはRAVPowerのPC145にすべて軍配。特に持ってみて感じた重みというものは結構大きくて、持ち運びするのであれば少しでも軽いほうがいいよな、と率直に感じます。

一方、Ankerでは表に記載の通り、保証が手厚いことも一つの特徴。RAVPowerはAmazonでの出品はほぼやっていない状況なので公式サイトから購入になりますが、ちょっと怪しさを感じるのも正直なところ。なぜAmazonで出品していないか、はリンク先のニュースをご覧くださいな。

チェックポイント

・RAVPowerは保証がなかったりするが安価で軽量
・AnkerはAmazon等での取り扱いで保証が最大24ヶ月と安心感

特に抵抗がなければRAVPowerで良いかな、と思います。もちろん他のメーカーもあるかもですが。

対応ケーブルのW数も確認しよう

さて、結局はACアダプタのW数が大きければ充電が早いというのはわかりました。

一方で、その充電させるためのケーブル自体にも対応W数の上限がある場合もあるので注意しましょう。

例えば、Ankerから出ている『PowerLine Flow』では最大100Wの出力まで対応しているので、こういったところも気にかけながら購入するほうが良きです。

ちなみに『PowerLine Flow』は素材も柔らかくて絡まりづらくとっても使いやすいのでおすすめです(友人に誕生日プレゼントで3本もらいましたがすべて使い先がありとても重宝しています)

逆に、同じAnkerの『PowerLine』のUSB-Cケーブルを購入しようとしても、こちらは出力がUSB-Aなので、PDに対応していません

チェックポイント

PD:USB Power Deliveryのこと。USB Type-Cにある「CC(Configuration Channel)」という信号ラインにPD対応機器が接続されると、急速充電が選択される仕組み。
従来のUSBでは7.5Wだったものが、最大で100Wの給電に対応し、大幅に充電時間を短縮できるようになった(ELECOM引用

上記チェックポイントに記載の通り、従来のUSBでの最大給電そのものが変わったのがPDなので、そこは注意しておきましょう。

ちなみに使用者が多いであろうiPhoneの端子ですが、もし仮にUSB-C to LightningであればPDも使えます。

ただし、iPhoneはiPhone側の対応W数が最大20Wまで(※iPhone12,13)なので、65WのACアダプタを買ってもあんまり意味はないのでそこのところはご注意を。

急速充電で快適な生活を。

ということで、最近買ったACアダプタ『RAVPower RP-PC145』のレビューでした。今の所快適に使えていて軽量なので便利です。

会社の電源周りも一つ余った『RP-PC133』を使えるのでちょうど良さそうです。

サクッと充電で素敵なバッテリーライフを過ごしましょう。