革。
もとは生き物であった彼らから、命を頂き剥いだものを丁寧に組み上げていく。
普通に生きていれば気づかないけど、ハッと思い返せばそんなことも忘れてしまいそうになります。
”もとは生きているもの”。つまりそれらも育つものでもあります。
時間は見えないものですが、育ってきた証を時間として視認化することができる、
というのが革製品の人気の理由の一つ。
そんな革製品に少しずつ魅了されている僕は、また新しい革製品を買ってしまいました。
以前
株式会社dripというブロガーさんたちがつくる会社のクラウドファンディング商品、PRESSoという製品を購入しました。
その製品も革製品で、2ヶ月弱たった今は良い感じに味が出てき、当初よりもカード収納枚数が増えています。
その様子も追って記事にしますね。
またそういえば、手帳の方もTRAVELER’S NOTEを導入。手に収まるちょうどいいサイズで、以前のものよりガシガシと使えています。
そちらはクリームを塗ったり、なんていうケアはしていないんですが、当初よりもいい感じにクタってきました。
で、本題なんですけど。
今回は”キーケース”を買いまして。その話をしようかなと思います。
Hender Scheme:スキマ 合羽橋店にて。
Hender Scheme[エンダースキーマ]という、2010年に浅草で生まれた革製品メーカーです。
有名ブランドの靴を全て革でリメイクするという高クオリティ商品で有名ですが、純粋な革製品も多く取り揃えています。
ティッシュケースやオセロなど、正直「なんで?」みたいなプロダクトも革にて再現されています。
ティッシュケースを使い込んでいく、って考えたことあるでしょうか。
革、と一口に言っても様々。
ポーチやハットなどのサラッとした手触りの革もあるので、QOL(=生活の質)を上げるのに一役買ってくれそう。
また、店内にはカウンターを併設。
カウンター内の製品に関しては追加(¥2160)で刻印名入れ[空押し・金・銀]も可能だそう。
ちょっと迷いました。
名入れしてプレゼントにもいいですね。
前述した革スニーカーリバイバルのライン。
試しに履かせていただきましたが、めちゃくちゃしっかりした革靴でした。
ただ、スニーカーと同様のアッパーも使っているので履いていて楽だそう。
そして馴染んでくるんだそう。これそのうち買いますわ。
ちなみにあの”リーボックのエア抜き技術”は飾りだそうです。
キーケース:Circle を購入
ということで買いました。
隠れちゃってるけど店名のスキマがかわいい。フォント気になるな。
購入後なんか店員さんが付けてくれてるなぁと思っていたのが封止めの革リボンでした。オシャレが過ぎる。
見えにくいかもしれませんが、この革にも”スキマ”の刻印が。なんか有効活用できないかなぁと思えるほどかわいいです。
と、いうことで購入しました。キーケース”Circle”。
色はいわゆるヌメ革と呼ばれる、Naturalを選択しました。
ただの円形に切られた革にHの名入れ、そして無骨な針金が通っています。
キーホルダー(裏側)部分はこんな感じ。ボタンというには程遠い、ノブ部分と通し穴。
そしてキーホルダーが3つついているだけです。
使用するときは先程のノブを穴に通すだけ。
ため息が出るほどシンプルで、かわいいフォルム。
何年後も一緒にという覚悟と心中。
とりあえず手元にあったモゥブレイのクリームを塗りました。
ここからどんな変化が起きるかが楽しみ。
思い出したように経年劣化記事も上げれたらイイなぁと思います。
24歳のときに買ったこれを、ずーっと使い続けられる人間になりたいな。