文明の利器に頼っても良いかい【パーフェクトタッチ導入記】

文明の利器に頼っても良いかい【パーフェクトタッチ導入記】

2018-12-12

僕が改めておうちコーヒーを始めたのは、一人暮らしをし始めた去年の4月のことです。

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コーヒー生活、再開#coffee #hario #kalita

実家で暮らしていたときから、ミル付きのコーヒーメーカーは持っていましたが、

一人暮らしを機に全部ちゃんとやってみよう、と思い立ちます。

結果的にそれはすごく良いことでした。

ただ、水を入れる、お湯を注ぐ、といったものたちと違って一つだけ”物理的に”毎日働くものがありました。コーヒーミルです。

手で豆をガリガリと挽くあの感じ。朝の起き抜けのぼーっとした気分の中、漂ってくる香りもまた楽しい瞬間です。

ですが最近、挽く部分である臼が欠けてきてしまったのです。

まぁ1年半働いた2000円、すごくいい買い物をしたと感じてはいますが、このままでは豆を挽くことができずコーヒーも飲むことができません。

ということで、急遽ミルを購入することになりました。

電動ミルの『メリタ パーフェクトタッチ』でございます。

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導入とかなく早速剥いていくスタイル

内容物は非常にシンプル。本体と、本体カバー。あと入っていますが挽いた後の粉受けです。

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上から覗き込むと、ダイヤルが見えます
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ロックを外すと、要となる臼が。

こちらのパーフェクトタッチ、電動ミルと言えばプロペラ式で豆を粉砕することが多い中しっかりきっちり臼式を採用しております。

プロペラ式 …字のごとく、プロペラを回転させることでカッターのように豆を細かくするため、均一サイズになりにくい。

臼式…臼同士で豆を”擦り潰す”ことで、豆が揃いやすい。ただ、大型で高くなりがち。

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しっかり両側についています
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本体右側には挽目の粗さ調整ダイヤル

コーヒーには細挽きだったり粗挽きだったりと相性が良い挽目が豆によってあるんですが、こちらでは大きく分けて4段階、細かく分けると

(粗い)0・・1・・2・・3・・4(細かい)と、13段階に分かれています。

何回か試しながら調整ですが、調整が楽でありがたいですね。

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本体前面には挽く豆の分量の設定ダイヤル

そして全面には最大で100gまで対応しているカップ数のダイヤルが設置。

基本的には一人で飲むので、最低ラインの2を選択。改めて文章にすると悲しくなります。

また、肝心の電源ボタンもあり。

そしてボヤケてしまっていますが下の口部分から挽かれた粉が出てくる、という構造ですね。

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粉受けのカップ。豆の状態で入れるとだいたい何杯分かわかるらしい

粉受けカップはこんな感じ。豆状態で入れると杯数がわかるらしいですが、そもそもそんな飲まないので…。。

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とりあえず、挽いてみます

ということなんで早速ですが挽いてみます。

一杯は15g。KOFFEE MAMEYAで習った通りにしています。

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ダイヤル設定してボタン押すだけ。

先程紹介したダイヤルを回して、あとはボタンをポチッと…。

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その間10秒

と、出てきました。その間10秒ほど。恐ろしい速さです。

言ってしまえば、手挽きでガリガリ挽いていたあの風情は全く感じられません。ただただ利便性。

また、特性上仕方ないことなのですが粉がめちゃくちゃ散らばります。

粉受けの中にも結構残ったりするので(上記画像参照)、専用のブラシ的なものがあればいいですね。

ただ挽目に関しては問題なさそうですね。安心の臼式。

と、いうことでファーストインプレッションをざっとまとめてみました。

個人的な感想としては、手挽きでやっておいてよかったな、ということもあります。というのも、挽目の粗さだったり、分量だったり、というものはゆっくり勉強してきたから分かる部分が多いなぁと思ったからです。

手挽きのミルだとそういったことに気を配りながらコーヒーを淹れられるようになるので、何も知識が無いときには、一先ず手挽きミルをおすすめしたいなと思います。

逆に、買い替え・新しいのにする場合ですとすごくおすすめです。

amazon価格だと結構安いのに臼式という珍しい立ち位置で、”コスパ”が大分優れているミルだなと感じます!

12/12時点で4500円あたり。定価11000円くらいらしいですけど、嘘でしょ。

ぜひぜひ。