当ブログはアフィリエイトリンクを使用しています
おもちゃの沼へ。Induster-26M 2.8/50が来ました【レンズ沼3歩目】

おもちゃの沼へ。Induster-26M 2.8/50が来ました【レンズ沼3歩目】

2018-10-07

かの有名なオールドレンズ沼です…!

f:id:ikoyarap:20181004070658j:plain

α7Ⅱを買ってはや3ヶ月。フルサイズのセンサーでビシビシにきれいな画像を撮りながら、ミラーレスのコンパクトさにありがたみを感じて使っています。

α7シリーズにはそれら2つの圧倒的なメリットの他に、もう1つ有名なメリットが存在します。

それが、”オールドレンズとの相性の良さ”、です。フランジバックという規格が、昔作られていたレンズとセンサーとの距離の規格に近しい、ということから生じる相性の良さだそう。一眼レフだと、レンズ↔センサー間にミラーが入ってしまい、光の屈折が上手いこといかないらしいです。

そのため、α7ユーザーは『オールドレンズ』というレンズも候補に入ってきます。

Induster-26M 2.8/50をメルカリで.

f:id:ikoyarap:20181004071300j:plain

と、いうことで今回手元に来ることになったのがこちら。ロシア製オールドレンズ、Induster-26Mです。うーん、メカメカしくてかっこいい。

簡単な歴史…

旧ソ連にて1955年頃から製造されていたもの。この時代の旧ソ連は他社のコピーレンズばかり製造していた。Induster-26Mも「FED-2」についていた標準レンズのため、大量に出回っている。供給は多いが、需要が少ないので価格が落ち着いている。 

 とのこと。僕が思うオールドレンズが魅力的である最大の特徴、”安価”である理由はこういうところにあるわけですね。

今回はメルカリで断捨離をしていたら浮いた売上金があり、それの逃し場所として購入しました。ちなみにお値段3700円。並のレンズでは考えられない価格です。

外観

f:id:ikoyarap:20181004071300j:plain

今まで買ってきたレンズと一番の違いといえば、その見た目から分かる通り銀の鏡筒。素材はアルミ素材となっており、重さを量ったところ、110g。驚異の軽さですね。

普段使っているSEL55F18Zは344gだったので、大凡3分の1くらい。ほぼ同じ焦点距離だけど、コンパクト。

今回購入したのは中古品だったので、ところどころ打ち痕などはありますね。まぁオールドレンズだったらそんなもんだろう、と思いまして。

f:id:ikoyarap:20181004071348j:plain

正面。レンズキャップとかは”もちろん”ないので、使えば使うほど汚くなっていく。が、ためらいなくガシガシ使っていきます。

レンズ縁周りには、「ИНДУСТАР-26M」との文字が。読めねえ。ソビエト語でInduster-26Mということみたいです。

f:id:ikoyarap:20181004071418j:plain

後ろ側。ねじ込みマウント、と呼ばれるネジ式。このままではα7には取り付けられないので、

f:id:ikoyarap:20181004071500j:plain

マウントアダプターを介します。実はこのマウントアダプター、Utulensを買ったときのもの。互換性があるって助かりますね………。

[itemlink post_id=”3481″]

普通に買ったら3,000円くらいしますね。地味にありがたい。

f:id:ikoyarap:20181004072149j:plain

装着。こんな感じです。この状態でも重量は150g。サクっと持ち出せます。もちろん、AFには非対応なので自力でMFします。もっとも、使っているα7シリーズにはピントが合わせやすい機能があるので、これもまた相性の差を物語ります。

また、オールドレンズの特徴的なものとして、”ヘリコイド”が重用されます。

今でこそ、レンズについているピントリングをくるくる回せば、ピントの位置を調整することができるようになっていますが、この時代にそんなハイテクノロジーはありません。

上記画像のように、リングが二箇所付いており、上の小さなリングは「絞り値」を、下のつまみがある部分がいわゆるヘリコイドで、「ピント距離」を調整することができます。そういうちょっとだけ面倒がプラスされていますが、”写真を撮っている”感は強くなるかと思います。

部屋内で物撮り

f:id:ikoyarap:20181006232608j:plain

実は次の記事に「オールドレンズを持って、浅草散歩。」という記事を書こうと考えているので、物撮り作例が控えめ…。

一枚だけサッと撮ってみましたが、調べたところなんと焦点距離が1m必要らしく、こんなにも遠い構図担になってしまいました。これはデメリット。

撮って出しの画像ですが、少し淡い色味となだらかなボケ感ですね。あと微妙にピントがズレてる。

まあ3700円だし、いっか。ってなる魔法です。

オールドレンズ沼はどうか。

f:id:ikoyarap:20181007012406j:plain

と、いうことでやばいやばいと言われているオールドレンズ沼の1歩目を、α7レンズ沼としては3歩目を踏み入れることになりました。

装着感もギョロ目のおもちゃみたいな感じで、レトロポップな雰囲気になります。

先程記述したとおり、浅草散歩写真もサラッと書くつもりをしていますので、そちらも合わせてどうぞ。

懸念材料は、散歩途中までずっとAPS-Cモードで撮っていたということ。Oh…。

オールドレンズを持って、浅草散歩。
レッツ、お写んぽ、ってやつです。
www.apathy.jp

(追記)書きました。

ということで、Induster-26Mのお話でした。機会があれば他のオールドレンズも見てみたいな。