日本古来の風習、お盆。祖先たちが精霊と化して、現世に帰ってくる時期。
日本では祖先を大事にするという考え方から、この時期をお休みにして、お墓に参られる方が多くいます。
そもそものお盆休みはそういうルーツですが、社会人にとっては”夏休み”としての認識の方が強くなっています。(ほぼ個人の感想)
こんにちは。あぱです。お盆休み、皆様満喫していますでしょうか。
大阪出身社会人2年目の私もばりばり地元愛を発揮しており、今回に至っては帰省のために有給を駆使して9連休という働き方改革担当委員が手を叩いて喜ぶほどの連休中です。
さて、9連休もとるともなると僕以外の友達は普通に働いたりします。そうなると僕は暇になりますので、お盆休み最序盤11・12日で旅行した岐阜についてまとめておこうと思います。
皆さんは、岐阜って知ってますか。
養老天命反転地へ
岐阜県養老郡という場所にある、アートギャラリーです。
世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した、身体で直接体験できるアート作品です。
という、超大型体感アート施設です。その多くは野外に設置されているので、超猛暑の中では普通にしんどかったです、行かれる方は気をつけてください。
この日も到着した瞬間から嫌な予感はしていましたが、バチバチな気温でした。ほんと人が死ぬぞ。
養老天命反転地では、作品がエリア別に数点置かれています。ここはほぼ唯一の屋内、「養老天命反転地記念館」。そのままです。だからといって普通の記念館ではありません。
こちらが天井。──そう、勘の良い方は普通に名前から予想がつくかもしれません、この地ではありとあらゆるところが「反転」しているんです。だからなんだと言われればわかりません、が。
この迷路のような幾何学模様の建物が続きます。
撮り方によってはSNS映えする写真も撮れそうですね。
記念館を出ると現れる岩塊。「昆虫山脈」と名付けられていますが、本当に岩山のようです。ただただ上に登ったものの、???となって降りました。
さて、養老天命反転地のHPを参照すると『2つのメインパビリオンで成り立っている』とのこと。そのうち1つが上画像、「極限で似るものの家」。カメラの画角的に全容は撮れてないんですけど、実は上の屋根が岐阜県の形をしているそうです。
あ、全容ありましたわ。いうてわかりませんけど。
内部こそ狭く暗く撮れなかったですが、角を曲がるとトイレがあったり、ベッドに柱が突き刺さっていたり、そこはかとないディストピアを感じます。
上記『2大パビリオン』のうちもう一つ。「楕円形のフィールド」とのこと。こちらは先程の「極限で似るものの家」を9つに分割したブロックが点在しているエリア。確かに、周っている途中「さっきもあったなぁ」って言っていたけど、そういうことだったのか。
このような、”家であったような何か”が埋まっていたり、突出していたり…と、少しずつの荒廃、破滅などを連想してしまいます。
また、アニメや漫画やらで触れることが多くなった設定”大きな壁”もありました。昔読んでた漫画の「クラスメート、上村ユウカはこう言った。」を少し思い出しましたね。
養老の滝へ
同じエリアの中にあるということなので、養老の滝にも行くことにしました。
反転地は直射日光ビシビシで、正直この時期には辛いところがありましたが、対する滝ゾーンに関しては草木生い茂り、日陰が多く過ごしやすいゾーンでした。
この日も下流の流れが落ち着いている場所では小さな子たちと親御さんたちが水遊びに勤しんでおり、それもまたいい風景でした。
滝ですね。
マイナスイオンという存在をにわかに信じておりませんでしたが、ここまで涼めるとなると信者になるしかありませんね。マイナスイオン最高!
SSを上げて撮ると激流っぷりがわかりますね。
こういうところのサイダーって美味いんですよね。飲んでないけど
「サイダーとラムネって何が違うのかなぁ」って言って無視されてた大学生グループのJD、元気かな。
ビー玉入りの瓶の形をしているのがラムネ、それ以外はサイダーという違いですってよ。
大垣ひまわり畑
勢いそのままに大垣へ。養老から車で30分ほどです。
夏だというので、ひまわりを見てきました。
逆説的ですけど、ひまわり見るとすごく夏を感じますよね。
ここのひまわり畑の見頃は8月中旬から9月下旬までと広いのも魅力です。というのも、2回に分けて種まきしているおかげで咲くタイミングをずらしているそうです。なので、行ってみてあ~遅かったなぁということも少なく、どこかしらで幾らかは咲いているみたいで。この日は見頃の8月中旬のため、しっかり見・撮ることができました。
また、夜間ではライトアップも行っているそうですが天候に準ずるため、HP等を見て伺うのをおすすめします。
一日目まとめ
養老天命反転地、滝、大垣ひまわり畑と都会に住んでいるとなかなか体験できない自然とアーティスティックなものに触れてきました。
どの場所でも写真しっかり撮ってきましたけど、切り取った画角以上に広がるものがあったりしますので、現地に赴いてやっとわかるものもたくさんありました。
旅行ってそれが楽しいんだなぁと再認識できるいい機会ですね。
Instagram貼っておきます。
2日目へ続きます。