11月3,4日の3連休を活かして、熊本・宮崎に旅行に行ってきました。
生まれてこの方、九州の大地を踏んだことが1度(しかも高校の修学旅行)しかないため、さすがにもったいないと思い、馴染み深いメンバーを誘い3人で旅行してきました。
2人は大阪から、僕は単身東京から熊本で現地集合を果たしました。社会人の旅行ってこんな感じなんですね。
行きしなの飛行機では晴天に恵まれ、22歳ながらカメラを構えてしまいました。今年この山を登ったんだなぁと思うとゾッとします。
熊本に到着し、合流。レンタカーを借りていざ移動を開始します。…が、時間も時間です。お昼ごはんにしました。
こちらは道の駅大津で食べたよかよかというレストランの「あか牛丼」というもの。全く存じ上げませんでしたが、ブランド牛のようです。なるほど。
旅行前、僕が毎度のことながらお金の心配をしていると放った「金ならある」、と豪語していた友人はランチで「この店で一番高いものをくれ」と言っていました。3980円。
「メニュー的には2人前ですが大丈夫ですか?」と店員さんに心配され、退店際に「量は大丈夫でしたか?」と聞かれていましたが、「普通でした」と放った友人。よかよかの方々、すいませんでした。育ち盛りなんです。
気を取り直して出発。第一目的地は「上色見熊野座神社」です。読めないですよね。かみしきみくまのいますじんじゃ、と言うそうです。
先述&ご覧の通り、天気に恵まれ、更には自然が広がる熊本の大地です。こんな日には、まさしく原っぱのような…そんな草原を駆けてみたいものですね。
原っぱありました。
正面に鎮座するは阿蘇山です。ファイナルファンタジーかと思いました。
どうやら立ち寄ったこの草原は「月廻り温泉館」という温泉地に併設(?)されている草原のようで、多くのお子様連れのご家族が走り回り、汗をかいてからお風呂に入るというハイパーのどかを体現していました。
途中、どこから湧いたのかわかりませんがヤギの群れもいました。のどかに草を食うてました。この間、到着からわずか2時間です。熊本の自然力恐るべし・・・
どれくらい自然力が高かったかはTHETAで上げときます。都会っ子には新鮮でした。
熊本の草原のところ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
気を取り直し、上色見熊野座神社へと車を走らせます。
走らせていると、やはり感じるのが熊本地震の爪痕はところどころに、確実に残っているということ。この日も通行止めや工事が続いており、日進月歩ながら復興を進めていることが目に見えてわかりました。何をとは言いませんけど、僕も諦めずに頑張りたいところです。
ということで到着しました。
神社の参道を避けて木々が自生する、そんな森の中の神社ということもあって、マイナスイオンをすごく浴びられる場所でした。
(友人撮影)
湿度も高かったのでしょうか、上層部には雲のようなものもかかっており、なお神秘度を高めていたのが印象的でした。すごく高い山に登っているかのような。
行灯がずらーっと立ち並ぶ参道です。余談ですが、全行灯の寄贈者が「後藤食品の社長」さんだったので、大地主を遥かに超える財力の持ち主なんだろうな、という話もしていました。
余裕で大吉です。ありがとうございます。パワー溢れちゃう。待ち人、やがてっていつ
お参りを済ませた後は社の後ろにある獣道のような方にも向かいます。上部穴のようなものは、昔鬼が追いかけられた末に吹き飛ばしてできた穴、という伝説が残っているようです。いつも思うんですが、伝説がもし定かじゃないとしても逸話とかを考える人のセンスもすごいですよね。
穴から覗いた風景。紅葉まであと少しでしたが、ここでもまじまじと自然力を見せつけられた気がします。
と、満喫し尽くした我々は時間は15時過ぎながら宿に向かうことにします。今回の宿は清和高原天文台の宿というところで、タイミングがあえば凄まじい星を見れる・・・とのこと。期待に胸を膨らませながら向かいます。
これは宿ではありません。天文台です。天文台と聞くとムジュラの仮面のあそこしか出てこないんですよね。
思わずはしゃいじゃう。それにしても立派な高原でした。
宿はロッジです。跡形もなくなっているわけではありません。
ここで僕たちは気づいてしまいます。これ、夜ご飯が無いな、と。
グーグル検索するも最寄りのごはん処は18時で閉店、しかも片道1時間かかるというハイパーのどかゾーンに存在する清和高原。
しかたなく車を走らせスーパーで買物をしますが、帰り道は街灯が存在しない山道を走り、バックミラーで後ろを確認するも闇しか存在しないその道は僕達にこう思い出させました。
「これが田舎か…」
そしてこれが晩餐です。スーパーでも馬刺しが売っていることには驚きましたが、残念ながらスーパークオリティです。スーパーなのに……
こうなったら夜の星を期待するしかありません…が、残念ながら夜になると分厚い雲が空を覆い、僕たちは疲れも相まってガッツリ寝ざるを得なくなりました。
そんな日が1日目です。
旅行、やっぱりリフレッシュされまくりですね。こうも自然を浴びまくることはないでしょう。部屋から見渡す景色はコンクリートの海ですし。
2日目もおいおい頑張って書きます。