前回は①”業界風土編”を書きましたので、そちらからぜひ。
こんばんは。あぱです。web業界に勤めてはや1ヶ月半が経とうとしております。ね~びっくり。まだ僕の社会人歴は前職のが長いので、しっかりその血が流れていますが、ようやく自分の座席に慣れてきた感覚です。
さて、パート1ではどんな業界なのか?という部分にフォーカスを当ててきました。いわゆる”イメージのweb業界”と思っていると、もちろん足元を掬われますよという意味で。
そんな中、第2回は多岐にわたるWEB業界について。他の仕事でももちろんそうですが、一つの仕事についてどこをとるか?をとっても色々な職種がございます。
流通三段階だと
例えば前職ですと一口には“文具業界”と言えても、どの部分と関わっていくかということは非常に重要。もはや対象が転職したい人というより就活生向けの記事になりますが。
簡単にまとめると
まぁこうですね。いわゆる流通三段階の方式をとっている業界だとだいたいこうだと思います。それぞれのプレイヤーをかいつまんで説明すると、
- メーカー:製造元。商品の開発・製造・販売が得意な企業ですね。ただ開発・製造や企画にも人を割いているので、直接の販売自体が苦手。
- 代理店:メーカー・販売店という表に出やすい職業に比べて一番影に隠れている縁の下の力持ちですね。簡単な単語では”商社“ともいいます。“代理”の字の如く、販売が苦手なメーカーの“販売”を代理しています。
- 販売店:いわゆるお客様に一番近い部分、「ペンを買いたいな」と思った時に買いに行くのがそれです。そしてあんまり知られていませんがこれも影に隠れている“業者”と呼ばれる納品店という存在もあります。近隣の学校や病院に商品を納めているところですね。あとはネットで販売を行うamazonなんかもここに含まれます。
- お客様:エンドユーザーです。概念としてはお店に買いに行く人もお客様ですし、納品しに行く病院とかもお客様です。webショップでは買ってもらえる人がお客様です。販売店と結びついていることが多いので、「この病院はこの業者」という図式がありますが、複数業者から仕入れていることもあります。
…要するに細かく説明した図が
これですね。よくわかんないですよね。一番左がメーカー、二番目が代理店、三番目が販売店、四番目がエンドユーザーという図は変わっていませんが、実際のところプレイヤーはもっといるよっていう図です。一番右下の工場の人に届けるためにはどういうルートを辿ればよいのかは決まっていたりします。
もちろんこんな図で収まるわけもないのですが、あくまでも簡単に言うと、という形です。
web業界はもっとカオス
といった形で、ある意味単純な構図なのが流通三段階でしたが、web業界だとプレイヤーがあまりにも多いことが特徴。
その最たる例がカオスマップの存在です。
引用元:https://mag.ibis.gs/marketing/chaosmap_190718/
はい。もはや説明するのもめんどくさいんですが、“マーケティングを生業とする会社”が上記画像くらいいるということですね。地獄です。
その数なんと5000。僕もこのなかの一つにいるんじゃないですかね(適当)
要するに、自分が何をしたいのかということが明確でないと、webと一口にくくってもうまくいかないことが多いということです。これは働く上だけでなく、使う側としても同じことです。
そしてこのままだとわかりにくいので、業種を何個かピックアップして紹介してみようかなと思います。とはいえそこまでの量も知見も無いのですがね!
※改めてですが未経験ですので…。
webデザイナー
一番目に触れる機会も多く、また未経験での転職も多くあるデザイナー。サイト改修やそもそものサイト自体の配置面ということもあり人目に触れることが多く親しみがある職種かなと思います。
内情はというと、自分のデザインを設計できたりするためセンス勝負…と思いきや基本的な仕様はクライアントおよび上長、ディレクターの人たちが決めたりするものの通りに配置したりすることが多いそう。もちろん自分で考える部分や仕様とできることの折衷案を考えたするのでセンスも要りますけど。
知識としては最低限HTML・CSSは必須、その他コーディングの技術なので、Javascript、あとはPhotoshop/Illustratorもできれば幅がひろがりそうですね。
実際webデザインと一口に言っても実際の雑誌や広告を落とし込んだサイトがおしゃれだったりと、色々な方面から見識を蓄えるのが有効だったりします。
僕は〜…正直中長期的に見越しフリーランスでやるとなった時先述の通りセンスがなさそうなこと、仲の良い友達がwebデザイナーでいるので最終的には任せようかなと思っていることもあり自分で目指すのは辞めました。
システムエンジニア
未経験でも募集が多い=人手が慢性的に足りない…ことでも有名なSE。デザイナーがユーザーに一番近い部分、サイトの表面を作成するのであれば、こちらは裏面。表面の動きも、エンジニアさんたちのコード技術があってのものです。
未経験でも就業しやすい反面、”コード“=プログラミング言語が必須になります。さっきのJavascript然りC言語、C++や最近だとPythonなどなど…。僕自身コードで書かれたものをありがたく享受しているだけなので、詳しくはありませんが、中々正直”現場環境による“のが大きい職種でもあるそうです。
僕は…。。やっていないのに何を申すかというところもありますが、コードを用いたフリーランスがしにくいような気がしまして。いやきっといけるんですけど、僕が思っている形式では使いにくいなと思い保留です。。あとはシンプルに言語を覚えるのが大変だなあ~~とも思いました。
webメディア系統/webライター
将来的にはやってみたい気持ちがまだ強いのはこの業種。メディア、といえばよくわからないですが、ゲームの情報を特集するのもあれば、ネット情報もそう。いわゆる”情報をまとめてくれるプラットフォーム“ですね。良質な記事を作って拡散され、上記画像のように広告収入やPRの宣伝費などで儲けていく形ですね。
正直なところPV数が伸びれば広告のクリック数が増えるので、PV数がそのまま評価に直結するようなことが多いです。
僕としては当ブログもそうですが文章を書くこと自体が好きなので、こういうところで働けたら何より(そもそもで言えばこのブログで稼げれば一番いいけど)だなぁと思っていますが…
いかんせん広告収入・宣伝費のみでの稼ぎは中々難しく、またARuFaさんヨッピーさんのような人気者も増えてきたためライバルが多いのもアリ。正直いうと自分の収入が辛そうで断念。いつか片手間に働いてみたいものです。副業とかできないかなぁ。
webマーケティング
…ということで縁あって就職させていただいたのがマーケティング。マーケティングという単語で言えばwebのみならずリアルでも使いますよね。どういう客層に、どういう売り方をするかなどを考える仕事ですね。
webマーケティングは仕事上webを総合的に捉えて施策を打っていくので、webのプレイヤーの姿をしっかりと把握できるんじゃないかなと思いました。あとは今のお仕事的に広告代理業的動きもするので、広告の知見もつけられるのは大きいと思っています。
必要な知識でいうと媒体の知識。Google、Yahooやtwitterなどそれぞれのメディアに出稿するため、どういうレギュレーションなのかとか、どういうものがウケるのかなどは経験と知識をフル活用して使っていく形ですね。
マーケティング、経験も浅いのになにいってだ状態ですが、極めれば多角的かつ総合的な武器になりうると思っています。ターゲット選定、施策選定、タイトル/説明文の選定…。総合力をつけられるので僕的には興味津々です。
将来を見据えて
と、いうことで逐一言っていた“将来的に”、ということですが 将来僕がカフェをやりたいということが密接に関係しています。
カフェ、という大雑把な夢ですが、接客業をしている時の自分が自然かついいサービスをできていると思っており、かつコーヒーも好きだからという雑な夢です。
とはいえ他のカフェは経験や修行を積んで…ということであれば、僕にその経験はありません。であれば、通ってくれるお客さんの事業を支援できればおもしろいかなともおもっています。とかく今は方法や技術を学び、色々な道を広げられるよう転職したので…頑張っていきます。
次回はwebマーケティングにおいて、情報をインプットするのに使えたメディアをまとめてみます。