今月のコーヒー、17杯目です。いままでのはこちら。
KOFFEE MAMEYAにて。
久しぶりのKOFFEE MAMEYAでの購入ですね。こちらの詳細は以前の記事にてまとめておりますので、そちらも合わせて是非ご覧下さい。
KOFFEE MAMEYAはいわばコーヒー豆のセレクトショップ。日本、ましてや世界中から取り寄せた上質な豆を、お店のコンシェルジュが紹介してくれる形態のショップです。
今回もコンシェルジュと相談の上、福岡・大野城にある豆香洞コーヒーから定番品種であるHaile Selassie(ハイレセラシエ)をいただきました。
Haile Selassie[Ethiopia]
今回はエチオピア産、豆香洞コーヒー定番のハイレセラシエをいただきました。というのも、店頭でどれにしようか悩んでいた際、テイスティングを兼ねて通常テイクアウトを注文しました。近頃暑い日が続いていましたが、例に漏れずその日も24度。
そろそろかなというフライングの気持ちもあった中、アイスコーヒーをいただいたんですが、そのアイスコーヒーがとんでもなくおいしくて…。ちびちび飲みながら渋谷まで散歩できちゃうくらい。で、買いました。
水出しコーヒーを仕込んでいく。
今回のなによりの特徴が、僕史上初めて『豆を挽いてもらった』ということ。というのも、今回お店でいただいたアイスコーヒーはペーパードリップではなく“Cold Brew”。…すなわち、『水出しコーヒー』であるということです。
そんな話を聞いた時に、「あ、水出し用の器具買わなきゃ」と思い出し、お店では挽いていった方がいいよ!とのアドバイスをいただきこうなりました。なので…
ニトリで買いました。ニトリで買ったんですが、製造元はコーヒー器具メーカー大手のハリオ。999円です。
作り方はめちゃくちゃ簡単で、このポット上部についている『ストレーナー』というパーツがフィルターの役目を果たしています。
この中に粉を入れていきます。KOFFEE MAMEYAでは【50g;750ml】で、と言われたためこの画像になっていますが、実際の抽出では購入したものが”1150ml専用“と書いてあったので比率のみ守り、【75g:1150ml】でやっています。
ということでお水を入れて、入れた粉をマドラーでくるくる混ぜ浸透させれば準備完了。この状態で“13時間”ほど、かつ”常温“で抽出するのがMAMEYAスタイル。
- MAMEYA式:水出しコーヒー淹れ方まとめ
- コーヒー豆細挽き50g:水750ml =1:15の割合
- ストレーナーに粉を入れ、水をゆっくりマドラーでくるくるかきまぜながら入れていく
- 水を注ぎきったら、常温で13時間放置。
よく、防災の手段で「普通はお湯で3分のカップ麺も、いざという時はお水を入れて3時間待てば麺としてはほぐれる」という技がありますが、言わばそれと同じ要領で抽出していきます。ゆっくり時間をかけて、全体に味を行き渡らせるわけです。
と、いうことで翌朝できたのがこちら。夜仕込んでおけば、量的にはおおよそ8杯分のアイスコーヒーができるわけですから(ただし常温)、わりかし便利ですね。これはこれで抽出方法をしっかり覚えないと味が安定しないですけど。
肝心の味ですが、やっぱり店頭で飲んだものの再現性はまだまだないものの、アイスコーヒーなのに苦味が失われておらずしっかりと飲める感じがすごくいいです。
もっとも、ポットはポットごと冷やして置けるのでまるで麦茶かのようにさらっとのめるということも水出しのいいところではありますよね。今回はニトリで買ったので導入コストも全然高くありませんし。むしろ毎朝の時間を考えるとこっちの方がコスパ良いのでは?と思えるほど。
今回は深煎りよりのものを水出しアイスコーヒーに仕立ててみましたが、浅煎りでもどうなるか気になるので、今夏は水出しに挑戦してみようかと思います。
店名 | 豆香洞コーヒー(KOFFEE MAMEYA) |
品名 | Haile Selassie[Ethiopia] |
産地 | エチオピア |
価格 | 1950円/150g |
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