”今月のコーヒー“のブログだったりで幾度となく“憧れ”を徒然と述べていた気がしますが、今回タイミングよく福岡に旅行することができたので、行ってきました。
福岡は大野城・最寄駅で言うと白木原(しらきばる)という線路に沿ったところにある、豆香洞(とうかどう)コーヒーです。
店名:豆香洞コーヒー
住所:福岡県大野城市白木原3丁目3-1
web site:https://tokado-coffee.shop-pro.jp/
お店について
外観
線路沿い、お世辞とも大通りとは言えない裏道沿いにパッと出てくる豆香洞コーヒー。
駐車場は無料のものが2台、有料のコインパーキングが隣にもあります。ちなみに、有料パーキングに駐車して1000円以上の買い物をすると100円分値引きしてくれます。店員さんにお声がけを。
内装
店内は純喫茶風の装い。席数としてはカウンターが5席ほど、4席がけの大机が2台。お店側のコンセプトとしても、ゆっくりするというところではなく、あくまでもコーヒーを楽しむところ。
こちらカウンターの様子。定番メニューはドリップコーヒー・その中で豆の種類をセレクトするスタイルです。わからない場合は店員さんが教えてくれるので、安心。というかメニューブックにも記載あります。
また、豆香洞コーヒーの1番の特徴とも言えるのが、店主・後藤直紀さんが焙煎の技術を競う世界大会で優勝されたコーヒー豆焙煎士であること。
象徴である焙煎機は入口すぐにもありますが、本当の焙煎所は別のところにあり、生豆からその豆にあった味へと丁寧にローストしているそう。
焙煎機ってすごいメカメカしていてロマンありますよね。
店内入口には焙煎済みの豆のストック。何日に焙煎・どの品種かということを書いてますね。業務用って感じでイイ…。
焙煎してから日数が経ちすぎるとまた味が落ちてしまうので、そういった意味でも日付のメモは大事です。
また入口にはコーヒーグッズもたくさん。
ドリップバッグもあるので、「コーヒーは好きだけど家に抽出器具はない」っていう人へのお土産には最適。
また前述の通りローストが特徴。焙煎度合いを1分ごとに区切ったサンプルも展示。あんまり焙煎は設備的にも難しく、生豆からの変化度合いを見れるのはレアですが、こう並べてもらえると理解が深まります。
コーヒーをいただく
“ホットコーヒーのみ品種を選んでペーパードリップしてもらえる“ということもあり、暑い中ホットコーヒーを注文。ただ、豆の違いを楽しんでもらえるように60〜70℃ほどで抽出しているのでそこまで暑くありません。
今回は深煎り寄りのケニアを注文。もともと深煎りが好きな僕ですが、サラッとした口当たり、その後口に止まるような苦味が美味しかったです…!
ちなみに博多駅近くのショッピングセンター内にも別店舗がありますので、ぜひ福岡に来た段階でも立ち寄ってみてください。
【今月のコーヒー】NICARAGUA(ニカラグア)
もちろん豆も購入。店内でいただいたのはケニアの中深煎りでしたが、購入したのは中浅煎りのニカラグア産。ニカラグアは、中央アメリカに位置する国で、コーヒー界隈では有名なホンジュラス・エルサルバドルの近く。
見てわかる通りだいぶん浅煎り寄り、香り高い品種です。苦味はそこまで強くなく、もはや水出しコーヒーを作るために買いました。
とはいえドリップが美味しいお店の豆を全部水出しに消費するというのも失礼な話。1杯はペーパーでいきます。
お店での抽出は、“豆の味わいをよくわかるために60〜70度ほどで抽出”しているそうなので、普段90度で淹れている僕も気持ちぬるめで淹れることにしました。
中細挽きでさらっと。浅煎りなので普段のコーヒーよりも酸味がありますが、同時に甘みもあるフルーティな感じ!苦味はかなり控えめとのことで、想像以上に飲み口がやさしい味わいでした。
豆香洞コーヒーは通販も行なっているので、気になった方はこちらでもぜひ。