皆さん、年末年始という無限の時間が流れる間、何をしていましたか?
そりゃもちろんアレですよね。スマブラ。
2018年12月に発売されてからというもの、実況者たちはこぞってyoutubeに動画を上げ、今までSwitchを持っていなかった人も買うほど一種の社会現象になっています。
かくいう僕も小学校からスマブラをしている、すなわち古参組と言えるでしょう。中学時代に発売された”X(Wiiのやつです)”では、「腹痛」と言いつつ部活を休んでキャラを開放するほど……(黒歴史)
…そんな僕が、今作で愛してやまないキャラクターがいます。
ダックハントというキャラです。
- ダックハントってそもそも
- 上司と、部下。犬と、鳥。
- ”8”人を操作するキャラ
- からっきしの空中能力を鳥に頼る犬
- 一挙手一投足のウザさ
- 何が起こってるかわからない最後の切り札
- とかく、スマブラ屈指の頭がぐちゃぐちゃになるキャラ
ダックハントってそもそも
もとはといえばダックハントというゲーム、ファミコン時代に発売したゲームソフトの名前です。
FC周辺機器「ガン」を用いた三作のうちの一作ということで、あの時代には高度なゲームになっています。Wiiだけじゃないんですよ。ゲームセンターと同じ感覚を、家でも楽しめる。間違いなく今の礎を築いた1本でしょう。
上司と、部下。犬と、鳥。
そんなダックハントに出てくる猟犬と、撃ち落とされるはずのカモ。
いわばこの関係の2匹が、タッグを組んでスマブラに参戦しています。意味不明。最高。
食うもの、食われるものという食物連鎖をブチ壊す、自然界の異端児です。
通常カラーは上記茶色ですが、僕のお気に入りはダルメシアン (5P) カラーです。
”8”人を操作するキャラ
スマブラというゲームには、Aボタンで出せるいわゆる通常攻撃と、Bボタンで出せる”そのキャラの出身ゲームにあやかった”必殺技があります。マリオでいうサンシャイン出典のポンプだったり、ファイアボールなど。
…で。ダッグハントはというと、先程少し触れた”ガン専用三作”の全ゲームが出典元になっております。
Bボタン…トリックショット(出典元:ホーガンズアレイゲームC)
NBではトリックショット、どこからともなく出てきた缶を蹴り出します。出典元のゲームではプレイヤーがガンで缶を撃ち、右から左へと運ぶ…というゲームでしたが、スマブラでも忠実に再現。
缶が的(敵)に当たると爆発しダメージ、という技になります。缶を出した後はBボタンを追加入力することで
缶の追加射撃を行えます。(打撃なども含めて)9発まで。ボタンを押したり押さなかったりするのはプレイヤー次第なので、相手の前に置いたり崖際に置いたりとプレッシャーを与えることもできます。
基本的にステージに一つ置いておく、”設置系”飛び道具の所以ですね。
横+Bボタン:クレー射撃(出典元:ダックハントゲームC)
横Bも犬がどこからともなく持ってきたクレーを投げます。クレーは相手にあたった状態でBを追加入力することで
このように炸裂し多段ヒットします。対戦では先述の缶にビビった相手がジャンプしてきたところや、間合いを詰めに来たダッシュ攻撃に対して投げ放つという運用が多いです。
ただし当たらない場合の隙が大きいので、投げすぎには禁物と言ったところでしょうか。
下Bボタン:ワイルドガンマン(出典元:ワイルドガンマン)
下Bを押すと、ランダムで5人の腕前の違うおじさんが現れます。これら5人は全員が出切るまで絶対に連続しません。出現し数秒のラグの後、『FIRE!』の掛け声とともにそれぞれの射撃を行って攻撃します。
左上から、黒服・ボス・ヒゲ・ノッポ・ソンブレロというらしいです。
それぞれの発砲タイミングも違うので、コンボにつなげやすかったりふっとばしやすかったり…と、曲者たち。ただ原作とは違ってみんな仲間です。
…というふうに、ダックハントというキャラクターに関していえば、
『犬+カモ+おじさん5人+射撃するプレイヤー』を操作するという、とどのつまり8人分操作になるということになりますね。そこがもう頭がぐちゃぐちゃになって難しくてたまらんのですよね。
からっきしの空中能力を鳥に頼る犬
ダックハントの一番の弱点が復帰。
上Bに至ってはカモに運ばれるだけという、からっきしの復帰阻止避け能力です。
とはいえ、空中攻撃など攻撃系に関しては、発生や距離など割と身体能力が高いのがダックハントの魅力。
例えば空前Aは
カモが前方向につつく。
空下Aは
カモが叩きつける。(その名の通りメテオできます)
そして空上Aは
カモが突き上げる。(3段目のバースト力が高いので、結構撃墜択です)
といったように、空中ではカモに頼りっぱなしの犬です。
総合すると、基本的な立ち回りとしてB周りの銃や缶達で相手を牽制しつつ、動いたところを空中攻撃で刺しダメージを重ねていくという形になります。
そんな重要なキーの空中攻撃をカモさん任せなんて…。
この行為を謝らないといけないですね。
EX:一挙手一投足のウザさ
例えば横スマッシュ技を見てみましょう。
射撃が3連射かまされるという、ダックハントの持ち技の中ではふっとばし率が非常に高い攻撃ですが、攻撃中にこの顔ですよ。
そんで忘れた頃にこの顔伏しっぷりである。よしもと新喜劇のやすえ姉さんばりの演技力。もちろん後隙まみれである。
EX:何が起こってるかわからない最後の切り札
スマブラXからシステムとして入っている、スマッシュボールを用いた最後の切り札。
こちらも出典元のゲームに縁のある攻撃方法や技を基本として、めちゃくちゃに吹き飛ばすことができる爽快要素ですね。ダックハントにももちろんありますが…。
…と、言う感じでどの部分をキャプチャしても情報量の多さと意味のわからなさがヤバいです。拭いきれない雑コラ感…。
いわゆるBボタン周りのあの8人が全員集合しギッタギタにするような感じなんですけどね。そのクレイジーさももはや良い(元ネタが少なすぎる所以です)。
とかく、スマブラ屈指の頭がぐちゃぐちゃになるキャラ
ということで僕が愛してやまないダックハントの記事を書きました。
書いてみたかったんですごい満足。
色々な方の強キャラランキングではほぼ必ず下の方にいるダックハント。確かにとっつきにくいしバースト技もあまりないですが、色々な技がガッツリハマったときに出る脳汁は格別です。
是非みなさんもダックハント使ってみてくださいね!
僕がどんだけ愛してるか分かる記事があります
スマブラでダックハントを持ちキャラにしている僕ですが、2019年どれだけ愛していたかが分かる記事があります。最後まで読むと、最後の方にかけてものすごく濃いゾーンがきますので一度読んでみてください。