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teamLab Planets は別惑星との交信

teamLab Planets は別惑星との交信

2018-07-29

先日、teamLab Borderlessというお台場に新しくできた没入型展示を見てきましたが、

https://www.apathy.jp/entry/2018/07/08/115323/

まさかのその2週間後に、こちらも新オープンの施設に行ってきましたのでざっくり感想を書いておきます。

なんといいましょうか、これら2つ、これからの僕らの世代が一番アガるであろう観光地になりそうです。

新豊洲の惑星

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先日訪れたBorderlessはお台場・青海。

いわゆるヴィーナスフォートの隣、パレットタウンお台場にありましたが、

今回のPlanetsは新豊洲駅。

正直言ってしまいましょう。周りになにもありません

豊洲PITくらい。(ライブハウス)

そういえばですけど、米津玄師さんはキャスかなんかで昔豊洲住んでたって言ってたね。今どうかわかりませんが。確かに落ち着いてて住みやすそうではあるかもしれない。

入り口で靴を脱がされ荷物を置く

Borderless同様、1グループ何人の入場が決まっております。

チケットの販売形式も「10:00~10:30」といったように、30分単位での入場。これもおそらく規制緩和が目的でしょうね。

当日パッと行くより、ある程度打ち合わせして行くほうがイイですね。

流れる水路を進む

※中が相当真っ暗のため、ブレ写真が絶望的に多いです。ご了承ください

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この日は友人2人と一緒に行きました。僕は撮影しまくりおじさん。

写真としてはわかりにくいですが、こういった形で水路の中を入ります。

Borderlessは入場→通路がプロジェクションマッピングどかん!って感じなので、もう既に大きな違い。

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こんなんですね。

何より裸足になって入場するということから既に非日常感たっぷり。いいですね。

Borderlessを没入型、と表現しておりましたが

PLANETSは体感型の方が近いかもしれません。

突き当りに滝があり、次の部屋へ。この時点で「ただ事ではないな…」と思わせてくれます。スタッフの方にしっかりタオルを頂いて、濡れた足をきれいにしてから移動します。

ちゃんと作品名があるんですね。「坂の上にある光の滝 / Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline」 というそうです。

あと水辺ですが、僕の体感塩素の匂いがちゃんとしておりました。

学校のプールみたいな。キツイ!ってほどではないですが、消毒もある程度安心だと思います。

ダメになる部屋

「やわらかいブラックホール – あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である」という作品。かわいい。

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続いての部屋が、無印良品やニトリなんかでも販売している「人をダメにするソファ」ってあるじゃないですか。いわゆるビーズクッションというやつですね。

それが全面に敷き詰められている部屋です。個人的には「ダメにする部屋」と呼びました。

日常的に水の中を歩いたりしていないので、水路を歩いただけでもほんの少し疲れがたまります。というか血流が盛んになってぽかぽかしている中、このクッションに寝転んでみてください。眠ります。

ダメだダメだ、先を急がないと…と思い立ってみるもズブブ…と沈んでいく足元。ダメになる………!

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躍動感がどうしても出る。

赤く標される順路

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部屋と部屋の間は赤く照らされたランプの路を辿ります。

Borderlessではその名のごとく、部屋と部屋に順路がありませんでした。そのため、自分の行きたいように、人が行きたいように動き体感することが多くありました。

PLANETSではしっかりと順路が決まっており、また終わってから気付きましたが1周しかできない仕様。1部屋1部屋をしっかり楽しむことをおすすめします。

光の彫刻、再び

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「The Infinite Crystal Universe」という名前だそう。

ちなみに、お台場Borderlessでも同様の展示がありますが、あちらは「Wander through the Crystal World」というそう。

大きさ的にはPlanetsの方が小さく感じたかな?

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やっぱりこの部屋は玉ボケを撮るのが楽しいです…。

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Borderlessとの大きな違い?として感じたのが、自分が裸足であるがゆえに上下をよく見るようになりました。上下も全面鏡張りなので、まるで何階層にもなっているような錯覚を感じます。

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こんな感じ。よくわからなくなっちゃいますね。

水と水面の錯綜

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続いての部屋……部屋、といいましょうか、作品ですね。

「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People – Infinity」です。長いけどその通りなんですよね。

この部屋、ネットでよく見るプロモーション動画で”ビートたけしとか山Pとかが手をポッケに突っ込みながら仁王立ちしてる部屋”という認識しかなかったんですが、実は床が全て水


teamLab Planets TOKYO / チームラボ プラネッツ TOKYO DMM.com

参照動画を今更になって載せます。

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この写真がわかりやすいでしょうか、皆膝上あたりまでズボンを捲り上げております。

言ってしまえば一番の見せ場。部屋は全面ガラス張りになっており、どこまでも続く広い部屋に錯覚します。

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また、床…もとい、水面の絵柄も様々。今この”一瞬”と同じ柄は、再現することができないそう。

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東京を始め、今や日本全国異常気象で猛烈な暑さを記録しております。例にも漏れずこの日も灼熱地獄のような暑さでしたが、この部屋は水でしかもサラッとした気温でそれはもう快適でした。

ほんと、新手の避暑地です。リアルに涼しくて30分くらいいた気がします。

大きな風船と無数の風船

続いての部屋は「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 – 自由浮遊、3色と新しい9色 / Expanding Three-dimensional Existence in Intentionally Transforming Space – Free Floating, 12 Colors」…。。よくわからなくなっちゃいますね。

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立体的存在───つまりは、巨大な風船が無数敷き詰められている部屋です。しかもこの風船、紐などで吊るされていないのでゆっくり重力に引っ張られていきます。

この部屋にも同じ瞬間というものが全くありません。

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また、作品名にもあるように3色と新しい9色へ”変容”します。存在として自由に動き、色としても自由に変化…。果たして同じ場所にいるのか?と思えるような空間です。

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段々と変化するので、こんな禍々しい雰囲気にも。

浮かび、回り、通り過ぎてゆく

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何もわからない写真。

最後の部屋は「Floating in the Falling Universe of Flowers」という部屋。床は例のごとく鏡張り、部屋としてはドーム状の部屋になっています。

ドーム部分にはマッピングされた映像が。一度も触れてこなかったですが、実はteamLabは専用アプリでより楽しむことができるようになっており、この部屋でもそれを使うことができるようになっています。

アプリで蝶を選べば帳が飛んでいくようになっていますし、花を選べば花が来ます。またしかも、それを色んな人が同時に行っているので、様々なものが行き交うようになっていたり……。

とにかく、この部屋でも同じことが言えます。「今この瞬間の空間は、2度と見ることができない。」と。


teamLabPlanets Floating in the Falling Universe of Flowers

ちょっとこの部屋だけ驚きと感動がすごくて動画撮ってます…。動画大丈夫だったのかな?なんかあれば消します…。

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切り取るのが難しいなって。

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映像が投下される時は満開の花も、いつか、どこかで散っていくんですよね。

そして出口へ

…とまぁ、一つ一つを体験・体感したら出口です。

またいい体験をしたな、という感想。

キラキラ・派手なゲームを楽しんでいたものとしては、ようやく自分たちがこの世界側に来れるのか、とやはりどこか興奮しているところがあります。

VR然り、プロジェクションマッピング然り。表現者が表現する方法が様々になってきた昨今で、僕は自分のことを自分の言葉でどこまで表現できるのかな、と不安を覚えることもあります。

体感したものをなにか自分のものとして活かせるようにしたいですね。

さて、Borderless・Planets両方行ってきましたが、どちらも本当におすすめできるスポットです!東京きた友達全員に言いそう。

Borderlessはどちらかというと子供~グループ向けなイメージですね。色んな所で色んな人と、境目のない体感をできると思います。

対するPlanetsは少人数に向いてる気がします。デートスポット的なね。

時間も25時までやってたり(25時に出たところで終電はないから後はわかるな?って話)、水とかがあって子供だとなかなか楽しみきれないところもあるかもしれません。親御さんたちも子供ばっかりみて難しそう。

当日もあんまり子供は見かけなかった気がします。

とかく、20代くらいの人は両方行っちゃって大丈夫です!巨大没入空間がお台場エリアに2個もあるわけですから、観光しながらだったりデートしながらだったり…

どちらにせよチケットはちゃんと買っときましょうね。

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それでは、行ってらっしゃいませ。