友達3人で山口旅行に行ってきました。
僕個人的にやっていることがあって、行ったことがある都道府県の白地図を塗りつぶすこと。そのため行ったことがない県を埋めること、は旅行の行き先での検討材料の一つです。
白地図を埋める際はどこに行ったか、といった簡易的なメモも残しているのですが、正直『山口県ってなにがあるんだろう』ということを思っていました。
実際は、一泊二日ながらかなり満足度が高いプランで旅行できまして。今回は下関の方面(山口の左側)を中心に回れたので、メモとして残してみますね。
AM4:00 起床
LINEの記録より。起床即『浴衣あるのでかい』という寝言とも取れる文言で起床宣言。
友達は大阪から、僕一人だけ東京から7時45分発の飛行機で向かうこともありこの時間。起きれてよかったですね。
AM9:20 山口宇部空港 着
予定通りのフライトを過ごし、山口宇部空港に到着。羽田・成田とかの大きな空港に慣れていましたが、地方サイズのコンパクトな空港。
トヨタからニッサンまで、様々な種類のレンタカー屋さんが一堂に会すレンタカーゾーンで車を借り、新幹線でやってくる友達を拾いに新山口へ向かいます。
友達と合流後、最初の目的地は唐戸市場。下関ですね。なかなかな移動経路ですが、山口めちゃくちゃ運転しやすいです。
AM11:20 唐戸市場
唐戸市場に到着。
下関海峡の真横に位置するここでは、採れたての鮮魚をそのままお寿司にして売っていて、好きなものを指名で買ってパック詰めしてもらうスタイル。お店は結構このメインストリートに集結していましたが、どこも美味しそうなネタばかり…。
写真のように、ネタが全部めちゃくちゃデカくてプリプリ…!旨味が口いっぱいどころかお腹いっぱいに広がり、お腹下すかと思いました(でも下してなかったので、とても質がよいということでしょう)
大トロやらのどぐろの炙り、そして初めてですがクエなんかも食べました…語彙力がないですが、どれもうまい…。
貫数にして10個いかないくらいの数でしたが、一つ一つが大粒なこともあり大満足。都内なら1万円とか行ってもおかしくないような高めのネタばかり頼んでも、一人頭2,500円くらいと最強の価格帯でした。漁港近くって本当強い。
唐戸市場をあとに、初日のメイン観光スポットへ向かいます。
PM14:00 秋芳洞
山口県の中程、美祢市に位置する日本最大規模の鍾乳洞、秋芳洞にきました。
鍾乳洞はいくつか行ったことがありますが、最大規模、というのは初めて。洞窟という観点でも日本第3位を誇る総延長らしく、とにかく巨大なものだと認識いただければ大丈夫です。
洞窟入り口。滝が流れ落ちる音は落ち着くものの、何よりその奥に広がる洞窟に不気味さを感じますね。
この旅行のためにSEL1224GMを購入したと言っても過言でないのですが、今回の旅行では意識的に超広角の写真を多めに撮っています。明るいレンズもあり、洞窟の中でもしっかり写せてかなり満足。
個人的にはこの広角写真がかなりツボ。手前にそびえ立つ仁王のような岩に、奥広がる鍾乳石がいいコントラストを描けたように思えています。
そしてこのまま、近くにある秋吉台国定公園にも立ち寄ります。
PM15:00 秋吉台
秋吉台国定公園はカルスト地形と呼ばれるかなり広大な平原。もともとはサンゴ礁…すなわち海だったこの地域が、山へと堆積していって出来上がっていった、特別天然記念物。
鍾乳洞もそうですが、元々海だったときから長い年月を経て作り上げられたものなんですね。すごいな…
なんにせよ、良い天気だったことも相まってひたすらに広大な景色でした。風も強かったのでとてつもない爽快感。この平原を歩いていく人たちもいたのですが、体力を鑑み眺めるに留めました。
朝の海産物とは違った、大自然の空気の美味しさを感じつつ、チェックインの時間もあるので車に。
戻り際、晩酌用の大吟醸をばちこり買っていきます。秋芳美人。秋芳洞ならではっぽくて良きですねぇ。飲むのが楽しみ。
PM15:30 別府弁天池湧水
ホテルに向かう途中、何やら観光スポット?があるとのことなので立ち寄ることに。
スポットとしてはかなり地味な部類ですが、湧水がエメラルドグリーンに反射して見えるという弁天池が。写真のような感じが全てなので正直あまり多くを語ることはないのですが、なんだか不思議な光景でした。
秋吉台といい、山口では本当に色々な自然に触れ合えるのがなかなか魅力的。
ちなみに名前の通り、近くの水道から水を汲むことができます。持っていたペットボトルに水を詰め、ホテルへ。
PM16:00 ホテル(長門湯本付近)
ホテルにチェックイン。
山口県を旅行していて唯一うーん、と思ったことが、ホテルが少ないという点。
ないわけではないですし、探せば全然あるものの、結構高級めな旅館だったりと安くていいから泊まりたい…といった旅館を探すのになかなか手間取りました。
友人が探してくれたホテルにチェックイン、荷物を整理しつつ夜ご飯を探しに長門駅の方に出かけます。
PM18:30 夕飯(長門市駅周辺)
ホテルにチェックインして早々、晩御飯を探しに近くの駅に。長門駅という山口県の北の方の市に向かいます。車で15分くらい。僕は運転担当なのでお酒は飲みません。
初めて知ったのですが、長門は焼き鳥が有名な街。店舗も結構ありましたが、日曜ということもありやっている店舗が少なめでした。
正直なところ、なかなか初見では入るのもはばかられるお店が多い中、意を決して入りました。
今回食べたのは『道くさ』というお店。おじちゃん・おばちゃんが二人でやっているカウンタータイプのお店で、アットホームさが突き抜けていました。
おじちゃんはテレビを見ていておばちゃんがダクトでタバコを吸っていて。なんだかすごく様になっていたのが記憶に新しいです。ワンちゃんもいます。ジャビット。味は保証しますので、フラっと行ってみてほしいお店でした。
PM24:00 晩酌&就寝
焼き鳥を食べたあとは僕もそろそろお酒を飲むべく旅館へ帰還。温泉などにも浸かり就寝の準備をしつつ、昼間買ったお酒を頂きました。
甘みのある・フルーティなタイプの日本酒でかなり飲みやすく、グビグビいっちゃいました。唐戸市場で買ったほたての貝紐も相まってヘロヘロになりましたが、そのまま寝れるという万全な体制。
友達3人で川の字で寝ました。仲良し。
AM10:00 元乃隅神社
翌朝。社会人よろしく意外と早起きできたので準備も早々にチェックアウト。この日は帰ることもあり、予定より1時間ほど早く1つ目の目的地、元乃隅神社へと向かいます。
特徴的なのがこの123基に及ぶ鳥居。かつ、山口の北端に位置していることもあり、海との距離がかなり近い場所です。とても開けていて風がつよい。
この神社では鳥居の上にお賽銭箱があり、下から小銭を投げ入れるスタイル。参拝客も周りに少なかったので、20回くらい試しました(3,4回入れました)
潮風が吹きつけてはきますが、ここで眺めた海も印象に残ってます。海、やっぱりなんかグッと来るなぁ。
AM11:30 角島大橋
そのまま、”角島(つのしま)”という離島への橋を見に向かいます。結構有名なスポットなので、見たことある人が多いかもしれません。
お~~~という光景とともに、なにか夏が始まりそうな開放感。空も海も青くてテンションが上がります。
正直、スポットとしては”橋”そのものなので特に触れることもありませんが、この開放感は一度見てほしいですね。車通りも少なく、タイミングを見て撮ったりしてみました。
バイクでくる人たちも結構いるあたり、海沿いのツーリングすっごい気持ちよさそう。
PM13:00 瓦そば『たかせ』
当初予定していたスポットはすべて見つくしたので、ご飯を食べてゆったり…という方針へ転換。
昼ごはんの時間もそこそこなので、山口名物と言われている”瓦そば”を食べるべく、有名な店舗『たかせ』に向かいます。
その名の通り、屋根をつくる”瓦”を熱し、その上で茶そばを温めながら混ぜ合わせ食べていく瓦そば。下の方はお焦げもあるので、時たまのカリッとに食感を変えながら食べられる楽しいそばでした。うまし。
PM14:30 Sai Coffee Roastery
さて、いよいよ本当にすることもなくなってきたので、帰路につきやすい方に向かっておくことに。
調べていたところ新山口から少し先に、おしゃれなカフェがあったので、そちらにでも行ってみましょう。お察しのいい方はおわかりの通り、以前記事に起こしています。詳しくはそちらを。
オシャレな内装に、いろいろな種類の豆。近くにほしいなぁと思えるカフェでした。
PM16:00 スターバックス(?)
さて、いよいよ本当にやることがなくなったので近くにあるスタバに立ち寄りコーヒーをまた飲みました。あれ?さっきカフェでコーヒー飲んでない?
実は、以前にも記事にした福岡旅行と同じメンバーでして。コーヒーをはしごしまくったあの旅同様、コーヒー→コーヒーになんの抵抗もないことからこんなことになっています。
そしてその旅行も締めがスターバックスコーヒー。スタバを締めに使うなという気持ちもありつつ、旅行ってこんなもんだよね。っていうゆったり感も醍醐味ですよね。
あとは友人たちを新山口に届け、レンタカーを返すのみです。
PM17:00 帰路
レンタカー返却までに起きたこと:尿意が爆発しかけてずっと叫んでいた
これにて無事、帰宅です。家についたのは22:30頃でしたが、とても満足度が高い旅行でした。
意外とコンパクト、山口県。
ということで、書き始めてからおおよそ3週間も経過してしまうほど大長編になりましたが、ほぼすべて網羅できたので大満足です。
山口県、最終的な印象としては
これです。いや車旅行としては全部揃ってる。
意外とコンパクトな山口県、ぜひ行ってみなさんせ。