こんにちは。あぱです。
最近色々と買いたいものを買っていたら、遠出するときに普段使いのバッグでは不便することが増えてきました。三脚とか大きいレンズとか買ったりしてるとどうしても。
ちょっと困ったので、カメラバッグとしても利便性の高いリュックを買ってみようという判断にいたりまして。まだ購入して2,3回の使用機会ですが、ある程度位置付けがわかってきたのでレビューしてみようと思います。
かなり有名どころなので今更レビューな感じもしますが、アメリカのカメラグッズメーカー”Peak Design”の『everyday backpack 20L』です。
ピークデザインとは
2010年、アメリカ・キックスターターで資金募集を成功させ、一躍その名を世界の写真業界に轟かせたピークデザイン。そのプロダクトとして世に登場したCapture Camera Clipは、創業者Peterのアウトドアでの撮影時の不満を解消するための画期的なものでした。
ピークデザイン(銀一)公式サイトより
これ以前の記事でも書いてた。
実は、3年ほど前に買ったカメラアクセサリー『アンカーリンクス』の製造元。カメラストラップの着脱がかなりスムーズになるため、今でも愛用しているグッズです。
そんなPeak Design社の誇る看板商品とも言えるのが、今回買った『everyday backpack 20L』。早速見ていきましょう。
外観
前面
外観はこんな感じ。デザインがそうだからか、上が大きく下に向かって窄んでいくような形ですが、しっかり四角形のリュックになります。
顔にも見えるこの部分は上蓋。口っぽいところは磁石になっているので、
荷物の容量に合わせて4段階に調整可能。全段磁石もありますが、引っ掛ける感じで使います。
裏面
肩掛け部分ですね。肩掛け部分にも磁石が入っていて、使わない時は背面にピタッとくっつけられます。
磁石はこんな感じですね。電子機器とかがあると支障きたすくらい(?)には強力なのでお気をつけを。
あとは肩当て部分に前部分で留められる金具ストッパーがついてます。登山時など体に密着しやすくなり、動くのも楽になりそうですね。
側面
[twenty20 img1=”3857″ img2=”3856″ offset=”0.5″ before=”left” after=”right”]左右には黒い”ハンドル”部分が備わっていて、横持ちする際にも持ち手があるので便利。
ハンドル部分には紐がついていますが、この先には…
そう、ピークデザインの代表商品、アンカーリンクスセットが1つついてきます。まさかすぎてびっくり。
[twenty20 img1=”3865″ img2=”3864″ offset=”0.5″ ]ちなみに、もう片方は説明書的なものが入っていました。
コンテナ部分
さて、バッグ上部・左右ポケットのファスナーを開けてみます。
ファスナーは下部分までつながっていて、ガバっと開くスタイル。
上ブタ部分から普通にしまうのもよし、横からガバっと開けて取り出すのもよしという設計ですね。
ちなみに中の仕切りはマジックテープでついていて、自由に組み替えることが可能。
ある種これが最大の特徴でもあるので、後述しますね。
使ってみた良い点
収納のスペース分けが幅広い
先程も出てきたこの仕切。これがとにかく自由に使えて便利です。
画像のように、折り線部分がたくさんの箇所にあるので折り曲げたり・畳んだり・壁にしたりと自由自在。
例えば左端のパーツだけ全部折り曲げて縦長のものを収納したり。収納したあとに壁を立ててレンズの仕切りに使ったり。入れるものや仕切りたいもので組み分けられるのがとても使いやすいですね。
細かい収納が大量にある
そんなところに!?っていうところにも収納があって、アイデアが敷き詰められている感じがしてこれもまた良いポイント。
例えばここ、背面部分の裏側に薄いポケットがついています。
中には薄く奥が深い、PCやタブレットを収納できるスペースに加え、かなり浅めのポケットも。
財布や鍵などの小物を入れるスペースが少ない分、こういったところでカバーしています。
あとびっくりしたのが前面下部分に収納部分があり、紐を固定することができるようになっています。これの使い方ですが…
こんな感じでブランケットや三脚など、ちょっとリュックにしまうには厳しいサイズのものを外に引っ掛ける用の紐です。これが意外と柔軟で便利。
最近飛行機経由の旅行をした時、三脚がなかなか持ち運びしづらかったのですが、これのおかげで『あぁ、リュックに入れなくていいや』という考えができたのはとても良かったですね。
ちょっと気になるポイント
素材がものすごく堅い
例えば先程出てきたこの背中部分のポケット。
片手で写真を撮っているからというのもありますが、あまりにも開かなすぎて震えながら開けています。
堅牢性が高く、中に入っているレンズやカメラが壊れる気がしない反面、外出先でサッとは使えず、しっかりとした場所で展開するような使い方になりそうです。
砂・ホコリがめっちゃ目立つ
今回購入した「ジェットブラック(=黒)」だからかもしれないですが、砂やホコリがすこぶる目立ちます。
画像のレタッチである程度はきれいに見えているかもしれませんが…
堅牢性が高い→いろいろなところでガシガシ使える→いろいろなところに置いちゃう→汚れまくるというサイクルで、気づいたときにはめちゃくちゃ汚れているように見えてしまいます。
ジェットブラックは黒一色でカッコいいことは確かなのですが、汚れが心配でした。
ヨドバシカメラ新宿西口本店には、「ジェットブラックは汚れるため陳列棚には展示していません」という趣旨の張り紙が壁にありました笑
また、中野にあるフジヤカメラに運よく全色揃っていましたが、ジェットブラックは既に汚れていました。擦れると白っぽくなり、拭いても元に戻りづらいようですね。
https://ponkoshu.com/review-of-peakdesign-everyday-backpack-20l/
こちらのブログの方にもあるように、やっぱりかなり汚れるようですねw
これは購入前に調べておけばよかった…ものの、黒かっこいいのでしょうがないね。
守る堅さとスタイリッシュさ
ということで、最近購入したリュックをまとめてみました。
個人的に最大の後悔が、20Lじゃなくて30Lを買っておけばよかったという点。正直後悔度合いが高いので、そのうち買い換えてるかもしれません。
全体的にはしっかりガードしてくれるいいリュックですが、価格もやや高めなので検討材料。料金と機能はバランス良いと思うので、しっかり守りたい人にはおすすめのリュックですね。
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