ついに自作PCをやったんだ俺は。ということでこんばんは。
自作PC、昔から憧れを抱き続けていましたが、給付金とボーナスを元手についに作成いたしました。最高。楽しかった。デスク作業環境という意味では、一番パフォーマンスが上がる投資です。
このコロナ自粛期間でパソコン需要がかなり高まっているらしく。クライアントのPCショップさんはかなり忙しかったということを聞いております。それもそうでしょうね。ボーナスタイミング・給付金・自粛で暇、などなど…。PCにありつくタイミングとしてはベストオブベストですよね。
そんなわけで例にももれず僕も作ったので、備忘録的にもまとめていければと思います。
全体構成
最初に、どういったパーツで組んだかをまとめちゃいます。
今まで使っていたノートPCがかなり限界に近かったので、『快適に動くもの』というのが第1、かつ『給付金くらいで作りたい』が第2として。そしてあわよくば『ゲーム配信できるもの』というのを第3としてパーツを選んでいます。
CPU | Ryzen7 3700X | ¥40,000 |
マザーボード | ASUS TUF B450-PRO GAMING | (CPUとセット) |
メモリ | ADATA DDR4-2666MHz 16GB×2 | ¥14,139 |
システム用SSD (M.2 2280) | Samsung 970 EVO Plus 250GB M.2 | ¥9,146 |
データ用HDD (3.5インチ) | Seagate BarraCuda 3.5 2TB | ¥6,248 |
グラフィックボード | ZOTAC GAMING GeForce GTX 1660 SUPER 6GB | ¥25,981 |
電源ユニット | Thermaltake Smart 500W | ¥5,891 |
ケース | Thermaltake Versa H26 Black | ¥4,356 |
キャプチャーボード | AVerMedia Live Gamer HD 2 C988 | ¥26,480 |
今回は、twitterのフォロワーさんのでこいさんがアップグレード後のCPU/マザボの処分を検討しているところをたまたま見かけ、安く譲ってもらえました。ありがたい限りです…!
で、実はこの記事を書くまで合計金額は計算していなかったので、今計算致しました。合計132,241円でした。一番下行のキャプチャーボードに関しては、ゲーム画面を取り込んで表示するために必要なだけなので、こと”自作PC”という観点では105,761円。ちょうど給付金にちょっと足したくらいで作れたので、割と安心しています。
組み立て
ということで、6月12日頃に注文していたものが一気に届いたため集合写真を撮影。前述の通りCPU/マザボは譲ってもらった関係上、4月からゆっくり寝かせておりましたがようやく日の目を見ることになりました。
[twenty20 img1=”2788″ img2=”2777″ offset=”0.6″ before=”close” after=”open”]2ヶ月間寝かせていたマザーボードをついに袋から取り出します。もともとメカメカしいものが好きですが、基盤ってやっぱりアガりますね…!かっこいい。
自作PCの作成手順については、基本的にまずこのマザーボードにパーツを設置していくところから始まります。ゆっくり手順を追って作っていってみます。
①CPU/CPUクーラーをとりつける
まずは、PCの根幹であるCPUを取り付けていきます。さっきの画像の真ん中ほどにあった正方形のスペースですね。取り付ける方向ですが、CPUにも取り付けるスペースにも角一つに三角形のマークがついているので、そこをそろえるようにして置きます。強く押しすぎると反応しなくなるので、ゆっくり置くだけでOK。
そしたらその上にCPUクーラーを設置します。今回はRyzen7 3700Xに付属していたものをそのまま使用しました。取り付ける方向はある程度ありますが、CPUほどシビアではありませんでした。レバーを固定して設置。あとはクーラーを動かすためのケーブルを後でマザーボードにつなげるため、わかりやすく垂らしておきます。
今の所すごく負荷をかけるような作業などはしていないのでこれでも十分かなと思っていますが、動画編集を重くやっていったり、3Dゲームとかをやっていくようならより強力なファンが必要かもしれません。
②メモリを設置
続いては『PCにおける作業スペース』とよく例えられる、メモリを設置していきます。注釈にもあるように、スロットの場所が微妙でしたので後で差し替えています。よく見ると灰・黒・灰・黒とありますが、その黒色スロットが1チャネル・1スロット目になりますので、そこに差しています。(別に違うところに刺さってても問題ないですが、チャネルくらいは分けておくほうが良いとのことです。作業時に渋滞するため)
今回のマザーボードには4スロットあるため、今後あと2本は追加できる、ということですね。ちなみに今回のマザボの最大メモリ容量は64GBと、拡張余地もありますね。
③システム用SSDを取り付ける
次にシステム用、とどのつまり(僕はWindows派なので今回もWindowsです)OSを入れておくためのストレージになります。今回は初めてM.2 SSDという規格を買ってみました。自作を作るにあたって初めて知りましたが、最近はこのサイズでSSDをなしているんですね…すばらしいな。
M.2にも一応規格があって、今回ので言うとType2280というものです。本当にざっくりいうと基盤の長さみたいなもので、取り付ける位置が微妙に異なってきたりします。
取り付けるとこんな感じ。今までのノートPCとかでも小さなSSDが入っていたけど、最近のSSDはこれで済むのであればよりノートPCの小型化が進むわけですね…。
④グラフィックボードの取り付け
マザーボードへの取り付け、という面では最後のものになります。映像系の出力に寄与するグラフィックボード(≒GPU)を取り付けていきます。
映像・動画関連には処理の容量も大きく、かなりパワーを使うパーツになります。今回はGeForceの1660という品番を使っていますが、2000番台とかもかなり優秀だそう(その分もちろん値段はあがります)
ちなみに最近は仮想通貨のマイニング需要もありグラボがかなり高騰しています。
パワーを使うのでかなり大きく、最後に取り付けるイメージです。(上記画像はすでにケースに収納していますが)
ちなみにこのあとキャプチャーボードの取り付けも行っていますが、購入が別日でしたので割愛します!取り付け自体はグラフィックボードとほぼ同じで、マザーボードに設置するタイプのものを取り付けました。
⑤ケースにマザーボードや電源を設置して、配線していく
ここだけすごく雑で申し訳ない!!めちゃくちゃ必死になってやっていて写真を取り忘れていました…(絶望)
配線については、ケーブルに対応する接続口がマザボにも、その説明書にも書いているのでそれを説明してつなげていきます。このタイミングで、『マザーボード自体に電力を送る』必要があるので、電源ユニットも接続していきます。ズレていると起動しなかったりするのでかなり必死でした。。
で、無事電源がつなげるとCPUファンや各種ユニットが起動し始めます。まず第1段階クリアといったところでしょうか。電源は通電できている、ということが確認できました。
⑥OSをインストールして立ち上げていく
ハードウェアがOKだったので、ここからはソフトウェアのターンです。
Windows10のインストールディスクをUSBに入れておいたものを用意していましたので、それを差したまま起動。頼む…動いてくれ…
するとこの画面が出現。飛び跳ねました、やったね!ここからWindows10のセットアップを始めていくと…
うお~~~~やったあ~~~~!
ということで、無事自作PCが完成致しました。最高…!
ゲーミングPCがごとく光散らかしてますが、それさえも愛おしいです。や~~かっこいいなマシンって。
触ってみて
まずはやってみたかった、ゲームの配信について。
上記見れてますかね。見れない場合はチャンネルへどうぞ。
こんな感じで、だいぶサクサクと動画のキャプチャーボードも快適に動作しており、いい感じ。別途マイクも購入したので声も入っていますね。LINE通話しながらよくやるんですが、その声も入れれると余計おもしろいのかな~なんて今は考えています。
FF14のベンチマークテストをやってみましたがこんな感じ。オンラインゲームをがっつりやる予定はなかったのですが、意外にもいいスコアを叩き出してくれています。これならsteamのゲームとかもやれそうなので、そこらへんも配信してみたいですね。
と、こんな感じで初めての自作PCは今の所最高にパフォーマンス良く動いてくれています…作ってよかった…。作っている最中もプラモデルを作っているのと似ていて、基本的には”差すべきところに差せば良い”という感じです。意外と簡単。(ですが神経は使う)
ただ一度起動時になにも反応しなかったので、そういうときはかなりテンパります。一度落ち着いて、①~⑥の工程をゆっくり確認しながらやりなおしていくしかないのですが、確認って大事なんだなぁと思うばかりですね。
ちなみに 前回のデスク作業環境はこちら。
PCというよりはマウスの話ですが、このマウスがまぁ良くて。最近仕事用にもう一台買っちゃいました。PCより先に快適さのアップグレードを施したマウスですが、ストレス軽減にかなり良いので、ぜひ見てみてください。