GWもあと1日、と憂いている頃、私はスマートフォンを水没させていました。
どうも、開幕地獄みたいな文章から入ることに定評のあるあぱです。何がGWじゃい!!!
去年の今頃、満を持して格安SIMに移行。長年使っていたauに、“長年使うメリット“を感じなくなったため、月額が安いしキャッシュバック有りのnuroMobileへと移行しました。(詳しくは以下の記事)
で、その時変更したXperia xz premiumという機種には、些細なストレスはあったものの、そこまで重要視せず使えるところまで使おうという気概でおりました…が、冒頭につながります。いままで水没はおろか、画面さえ割ったことのなかった僕としてはダメージが大きい!!そしてキャッシュレス生活を推進していたので、スマホがないとなおさらしんどい!!
と、いうことで急遽今どのスマホをかうべきなのかを検索して、中古ですが買ってきました。
Xperia xz3です。
スペックについて
スペック | Xperia XZ premium | Xperia XZ3 |
---|---|---|
発売日 | 2017年6月16日 | 2018年11月9日 |
サイズ | 約156×77×7.9mm | 約158×73×9.9mm |
メモリ(ROM/RAM) | 64GB/4GB | 64GB/4GB |
CPU | 2.45GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア)オクタコア | 2.8GHz(クアッドコア)+1.8GHz(クアッドコア)オクタコア |
ディスプレイ | トリルミナスディスプレイ | 有機ELトリルミナスディスプレイ |
質量 | 約191g | 約193g |
電池容量 | 3230mAh | 3200mAh |
ワイヤレス充電 | × | ○ |
違いがある部分をまとめるとざっとこんな感じ。Xperia自慢のカメラの機能面は、カタログスペックでは同じ内容になっていました。
特筆すべきは今回から初搭載となった有機ELディスプレイ。くわしくは以下にて。
外観について
前面はさきほどとほぼ同じ画像にはなりますが、こういった感じ。XZシリーズは全体を通して光沢感が溢れており、所有欲がひしひしと満たされていきます。
裏面はよりその光沢感が目立つ鏡面仕上げ。僕の中で以前までのXperiaのイメージにあった、角ばっていてゴツっとしたものから一変、丸みを帯びたシャープなかたちになりました。ソニーなのにシャープ。これまた奇怪(?)
また、裏面中央の丸い部分に関しては、指紋認証のパッドになっています。XZ premiumでは電源ボタンと同じ部位にあったので、電源をつける+ロック解除がワンストップでできていた強みもありました。
今回は電源を押す→指紋解除が別ボタンになったのですが、実は個別に電源ボタンを押す必要がなくなったのです。指紋認証パッドに添えれば、暗転から画面がつくような仕様に。賛否分かれるかもしれませんが、現状便利に感じています。
その丸み、こんな感じです。先ほど触れた通り、有機ELディスプレイを初搭載したとあって発色はよく、またベゼルレスとまではいきませんが大きくなった画面もよりスタイリッシュに見えます。
合わせてになりますが、初めてメーカー純正カバーなるものを買いました。妹がGalaxyを使っているんですが、そちらのタッチカバーがすごくクオリティがたかく、思い切って採用…。
こんな感じで、カバーをした状態でも触ることができるようになっています。触り心地がどうかというと、正直思っていたより良くない…後ほど触れます。
なぜこの機種にしたのか
さて、Xperia XZ premiumという機種からなぜこのXperia XZ3にしたのかという考えを、少しずつまとめておこうと思います。
XZ premiumに大きな不満がなかった
大きな理由が正直これです。僕の中では、2017年の発売時頃に機種変更したXZ premiumに対して、特に不満を持たず使用していました。強いて言うなら、
- Qi(ワイヤレス充電)が欲しい
- ベゼルレスがいい
程度の不満。なので、水没した時は正直すこぶる落ち込みました。
XZ→XZ3という見た目のアップデート感
はい、情けない話ですが、これは結構ありました。
よく調べもせず、「なんだ、XZからもう3世代も後になっているのか!ならええやろ!」といった簡素な考えだけで購入してしまいました。本音でいうと、スマホがなくて不安という現代っ子症状がめちゃくちゃ出たので、早く買わなきゃ(使命感)という気持ちが強かったことも大きいです。
情けない…。
買ってみて2週間ほど経った印象
ディスプレイは(プラシーボかもしれないけど)綺麗
まぁ、前述の通りディスプレイ自身は良くなったということは挙げられています。Xperiaの強みといえば、カメラと音質、という部分が多く挙げられていたので、相対的に弱みだった(とはいえそこまで気にならなかったけど)部分が強化されたことは、全体の底上げになるかなと思います。
指紋認証起動の速さは健在、位置もまぁ納得
今回は前述の通り裏面に指紋認証パッドが搭載されており、サッと添えるだけで画面がつくのはわりとシームレスで気に入っています。他メーカーのものを試したことがないので一概にはいえませんが、Xperiaシリーズの指紋認証は結構早くて好きなんですよね。もっとも、iPhoneは顔認証になっているのでそもそも論なところもありますけども。
思ったよりも電池持ちは良くない
スペック表にも記載の通り、電池はむしろ退化しています。そのため、XZ premiumの感覚で使っていると夕方ごろに結構やばいと感じることもしばしば…。語弊があるかもしれませんが、使っててタフだなぁ〜!と思うスマホは果たしてあるんでしょうか。
カメラの保存後フリーズする
結構深刻な問題ですね。冒頭でも述べましたが、こちらのスマホは中古ショップで購入。使用感等々はほぼないこと、発売日から浅いこともあり特に気にしていませんでしたが、カメラを起動・写真を撮った時に完全に固まることが割とあります。5月9日くらいに購入して今まででもう3回ほど。正直、結構ストレスが。
周りに同じような機種を持っている人もいないので、googleで『Xperia XZ3 フリーズ』と調べてみたところ、価格コムにて以下のスレッドを発見。
https://bbs.kakaku.com/bbs/J0000028786/SortID=22604212/
ソフトウェアアップデート後に散見されるという意見や、SDカードとの相性の面など、考えられる原因がよくあるみたいなので、正直むずかしいところ。みられない人も普通にいるようなので、もうしばらくは辛抱します。
サイドセンスがめっちゃ邪魔
初期機能として搭載されているんですが、曲面ディスプレイの曲面部分をなぞると“サイドセンス”という機能が起動します(初期設定)。これはその時その時にもっともマッチした機能を起動する、ということなんですが、これがまぁ邪魔で。
僕個人のポリシーではあるんですが、とりあえず買った後は初期設定でしばらく触るというポリシーを持っています。その機種の特徴をより感じたいといいましょうか。そこで使ってみたんですが、初期だと“スライドで戻る操作”という謎の設定がなされており、望んでもない場面で前の画面に戻りまくるという地獄みたいな機能と化してしまいました。多少なれるだろうと思っていたんですが、決済画面で戻ったりするというほんとうの地獄が始まりかけたので、流石にオフにしています。
純正カバーのデザインがおかしい
これに関しては本体ではなく純正カバーの話になるんですが、
ここ見てください。穴。これぱっと見たときどう思われますか?インカメラの穴だ、って思いませんか?僕はおもいました。
ので、インカメラを起動すると…
この有様です。ちょっと僕には信じられなかったです。実際この部分はというと、輝度センサーがある場所になります。カバーされた、されてないというのはここで認知することになっているギミック故仕方ないのかもしれないのですが、それであればその真隣にあるカメラも使えるようにしてくれたらよかったのに…と思うばかりです。なんてことだ。
納得しない買い物をしてしまった反省
正直、XZpremiumが結構よかったこと、iPad Proを購入したという点に置いて、次の機種はiPhoneでもいいななんて思っていたのですが、値崩れが全くしておらずすぐさま買えるのがandroidで…こういう形になりました。
まぁ使っていて現状そこまでの大不満はないんですけど、いかんせん純正ケースの追加居心地が微妙、かつよく周りの方に「そのケースの意味は何?」と聞かれます。僕もわかりません。悲しい。
iPhoneがUSB-Cになったら、すぐにでも変えたいなぁ…と思うばかりですね。